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持ち運びも収納もラクラク!折りたためるシニアカーで新しい旅の形を

シニアカーをもって旅に出よう

日本は現在、少子高齢化が急激に進んでおり、今後も人口の減少が見込まれています。令和5年(2023)版の高齢社会白書によると、現在総人口に占める 65歳以上人口の割合(高齢化率)は 29.0%。令和 52年(2070)には、2.6人に1人が 65歳以上、4人に1人が 75歳以上になると予測されています。

この未来が避けられないものであるならば、今後は「どのように健康寿命を伸ばしていくか」が、我が国の大きな課題となってくるはずです。

いつまでも健やかに暮らすためには、身体の健康はもちろんですが、心にも張りや生きがいを持って生活することが大切です。そのためにも、積極的に社会とかかわっていける環境の整備が、より一層求められるようになるでしょう。

高齢者や歩行に困難を抱えている人も、積極的に外に出て社会活動を行うことで充実感を得られ、生きがいも感じられるのではないでしょうか。「シニアカー(電動カート・電動車椅子)」は、きっとその一助になると思います。

「でも置き場所がないし、シニアカーでは遠くへは行けないし…」とお考えの方もいるかもしれません。実はシニアカーには、折りたためるタイプもあるのです。今回はこの折りたたみ式シニアカーのメリットや、旅先での活用方法などをご紹介します。

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1 .折りたたみ式や三輪・四輪などシニアカーには様々なタイプがあります

折りたたみシニアカーイメージ
 

一口にシニアカーと言っても、現在は自動車メーカーをはじめ、各社が様々なタイプのものを発売しています。使用する際の用途やシーンを考えながら、目的や自分に合ったシニアカーを選ぶことが大切です。ここでは実際にどのようなタイプのシニアカーがあるのかを見てみましょう。

折りたたみできるシニアカーはコンパクトさが自慢!

シニアカーと聞くと、「大きい」「重い」「取り回しが大変」といったイメージをお持ちの方も多いかもしれません。「保管するにも場所を取るし、車にも載せられないから、近所に出かける以外使えないのでは?」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は現在では、折りたたみが可能なシニアカーも発売されています。手動で折りたたむ物から、ボタン一つで折りたたみ・復元ができる物まで、その種類は様々です。コンパクトに折りたためるシニアカーなら、車に積んで好きな場所へ運ぶことも可能です。

小回りの利く三輪モデルと安定の四輪モデル

シニアカーは小回りが利く三輪モデルと、安定感のある四輪モデルに分けられます。三輪モデルはハンドル操作も軽いため、小柄な方でも扱いやすいのが特徴です。一方で四輪モデルは、坂道やデコボコの道でその威力を発揮します。

どちらのシニアカーも安全性は担保されていますので、試乗してみてご自分の身体に合うかどうか、ご自身の活動範囲の環境で使いやすいかどうかを考慮して選ぶと良いでしょう。

2.折りたためるシニアカーなら旅のお供にも最適!

折りたたみシニアカーイメージ
 

前述の折りたためるシニアカーなら、保管場所も取らず車にも搭載できるため、旅行や買い物など移動先でも利用することが可能です。

「家族旅行に行きたいけれど、観光地を巡る際の移動手段がなくて諦めている…」

こんな場合も折りたたみ式のシニアカーなら、現地まで自家用車などで運ぶことで、ご家族やお友だちと一緒に旅行を楽しめます。ここでは旅先でのシニアカーの活用方法を見ていきましょう。

シニアカーを活用したモビリティツーリズム時代の幕開け

今日では観光施設などでもシニアカーを導入するところが増えており、シニアカーを利用した新たな体験型観光、「モビリティツーリズム」も始まっています。

モビリティツーリズムとは、観光地間の「移動そのものを体験し楽しもう」というコンセプトで行われる旅行形態です。観光スポットの間の移動にシニアカーを使うことで、道中の景色や雰囲気を楽しみながらの「旅」を体験できるようになります。

タクシーとシニアカーをセットにした体験型観光プラン

千葉県の館山・南房総エリアでは、観光タクシーとシニアカーがセットになった体験アクティビティが、期間限定(2023年6月10日〜12月20日 ※2024年2月25日まで期間が延長)で開催されています。

通常の価格の半額以下で貸切タクシーを利用できるだけでなく、シニアカーをそのトランクに載せて運び、観光地での走行体験ができるツアーです。

足腰に不安のある方はもちろん、大人も子供も一緒に楽しめる、新たな体験型アクティビティです。

JOYタクの特設サイトはこちら

旅行代理店発!シニアカーを活用した観光ツアーが登場

旅行代理店が企画する、シニアカーを活用したツアーも徐々に増えています。「誰でも不自由なく旅行を楽しんでほしい」という、観光ニーズの多様化を踏まえた取り組みが、広がってきた結果だと言えるでしょう。

三越伊勢丹ニッコウトラベルでは、「どうしたら誰もが参加しやすい旅を創れるのか」を試行錯誤した上で、折りたたみが可能でコンパクトになるシニアカーを導入。これを観光バスに積み込んで運ぶことで、長い距離を歩くのが苦手な方でも、現地では皆と同じペースで観光が楽しめるツアーを企画しました。

また、岐阜県高山市の久々野観光では、いち早くシニアカーを用いた実証ツアーを実施。その結果を踏まえ、現在では本格的に観光ツアーにシニアカーを導入しています。

このように、年齢や障害に関係なく「誰でも旅行が楽しめる社会の実現」に向け、現在では各社がシニアカーを活用した豊富なツアーを設定しています。

観光施設・商業施設でもシニアカーを続々と導入

折りたたみ式かそうでないかに関わらず、様々な施設でシニアカーの普及が進んでいるのは、喜ばしいことだと言えるでしょう。官公庁などでも館内移動のために導入するケースが増えているそうです。

例えば飛騨民俗村・飛騨の里では、広い館内を自由に行き来できるよう、シニアカーの無料貸し出しを実施。はままつフラワーパークやイオンモールといった観光施設や商業施設でも、幅広く導入されるようになってきました。

大型の施設などでシニアカーをその場で借りられるのは、歩行が困難な方にとっては嬉しいサービスです。ただし、借りる際にレンタル代がかかる場合もありますので、あらかじめ調べておくようにしましょう。

3.折りたためるシニアカーなら保管場所にも困らない!

保管場所に困らないシニアカーイメージ
 

大きくて重厚なイメージのあるシニアカーですが、折りたためるタイプはコンパクトに設計されていて、比較的軽量にできています。

個人宅の玄関やガレージ、あるいは施設の保管スペースなどの限られた空間では、折りたためないタイプのシニアカーを置こうとすると、かなり場所を取ってしまいます。

しかし折りたためるシニアカーなら、保管場所には困りません。ご家族やお友だちとの旅行の際も、車のトランクや後部座席に積み込んで行けば、気軽に旅先で利用できます。

使わない時にはコンパクトにたたんで、キャリーケースのようにタイヤで転がしながら持ち運べるのも、大きなメリットだと言えるでしょう。

4 .シニアカーの魅力は「誰でも乗れる」こと

誰でも乗れるシニアカーのイメージ
 

使いたい時に使いたい場所で乗れるのが、折りたたみ式シニアカーの魅力であり、年齢に関係なく便利にご利用いただけます。しかし、シニアカーという名称を言葉通りに捉えて、「高齢者の乗り物」だと認識している人も多いのではないでしょうか。

シニアカーは「ハンドル形電動車椅子」や「電動カート」とも呼ばれており、怪我や病気で歩行が困難な方など、高齢者でなくてもシニアカーに乗って移動することが可能です。なお、操作するのに運転免許は不要で、道路交通法上は歩行者と同じ扱いになります。

怪我や病気のリハビリ中もシニアカーの活用を

怪我や病気で一時的に歩くのが困難になったり、車や自転車に乗れなかったりする場合なども、シニアカーをお使いいただけます。一時的な利用が前提なら、リハビリ期間中だけレンタルすることも可能です。

リハビリ中でも買い物や銀行、病院や役所の手続きなど、外出が必要になる機会も多いもの。一次的に歩行が困難になった際の移動手段としても、幅広く活用できるのがシニアカーのメリットだと言えるでしょう。

若者でも使えるシニアカー

前述の通り、シニアカーは歩行者扱いで免許もいらないため、誰でも気軽に利用できます。最近では40代以下の利用者も、確実に増えているそうです。

特定の疾患があったりお身体が不自由な方だけでなく、「自転車に乗れない」「買った物を運ぶ手段がない」「公共交通機関が不便」といった理由で、シニアカーを利用する方も多くいらっしゃいます。

祖父母や孫が一緒に出かける家族旅行のシーンでは、折りたたみのシニアカーを持参して、観光地でシェアする使い方も可能です。むしろ今後は、そのような使い方が普及していくのではないでしょうか。

安全性が高く扱いも簡単なシニアカーではありますが、小さな子供が操作すると人にぶつかったり段差で転倒したりする恐れがありますので、乗車させないよう注意しましょう。

まとめ:QOLの向上には折り畳めるシニアカーがオススメ!

周囲に気兼ねすることなく外に出て、どこでも自分の好きな場所に行ける手段があれば、高齢者の生きがい創出やQOL(生活の質)向上のためにも大変有用なのではないでしょうか。

コンパクトにたためて持ち運びや収納に便利なシニアカーは、高齢者の行動範囲を広げ、社会との繋がりを保ってくれます。さらに年齢に関係なく、怪我や病気などで歩行が困難な方の助けにもなるはずです。

近年ではシニアカーの普及が一般にも広がりつつあり、観光地や大型施設などでも導入が進んでいます。

全ての人がストレスなく、楽しく旅行を楽しめる「ユニバーサルツーリズム」の実現を目指し、ぜひ折りたためるシニアカーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

バドインターナショナルは、NOAA社の正規販売代理店です。折りたためるコンパクトなシニアカー「JOYカート」を販売しています。まずはシニアカーの試乗をお試しいただけますのでご相談ください。

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