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ドローン撮影を頼みたい!依頼する前に押さえておくべき大切なこと

失敗しない ドローン撮影の依頼方法とは

最近では観光や企業プロモーション、イベントでの記録用やPR用、さらに大型設備の保守点検など、ドローンが活用される場面はどんどん広がっています。その手軽さから、自社のビジネスシーンで、ドローン撮影の導入を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

地上での撮影とは違い、ドローン撮影には様々な制約があり、また撮影に至るまでに踏むべき手順もあります。初めてドローン撮影を行う際は、不安や疑問に感じる点も多々あるはずです。

今回の記事では、ドローン撮影を依頼するにあたって、
「ドローン撮影での注意事項は?」
「撮影にあたっての特別な確認事項は?」

など、事前に押さえておいた方が良い点や、ドローンのメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。

あらかじめドローン撮影についての理解を深めておくことで、実際に依頼する際の打ち合わせや段取りもスムーズに運ぶと思います。ぜひ参考にしてください。

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【関連記事】
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1.ドローン撮影を依頼する前にまず押さえておくべきこととは

ドローン撮影依頼のイメージ画像

ドローンによる撮影は専門性が高いため、何をどう頼んだらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

ここではドローン撮影会社に依頼する前に、最低限押さえておきたいポイントについてご説明します。想定通りの撮影を実現するためにも、ぜひ事前に確認しておいてください。

ドローン撮影にかける予算を決めておく

まず大切なのは、ドローン撮影を依頼する際に必要なコストについて把握することです。撮影にかかる費用は、撮影する時間や場所、手法、そしてドローンの機体の種類などで変わってきます。

また、一口に撮影といっても、写真なのか動画なのかによって料金は異なりますし、撮影したデータをそのままもらうのか、それとも編集まで頼むのかによっても、費用は大幅に異なります。

ドローン撮影会社との打ち合わせをスムーズに進めるためにも、どんな形で納品してもらうのか、自社の予算はどのくらいなのかを、事前に決めておきましょう。

[ドローン撮影にかかる費用の相場]
・ドローンによる写真撮影の場合:5万円前後
・ドローンによる動画撮影の場合:7万円前後
・ドローン撮影素材を編集しプロモーション動画にする場合:30万〜数百万円
(ドローン撮影費+地上撮影費+編集費など)

ドローンで撮影したい場所に、撮影許可が必要か確認する

ドローンを飛ばすには、航空法や小型無人機等飛行禁止法などの法律や、自治体の条例などによる規制を受けるため、好きな時に好きな場所で勝手に飛ばせるわけではありません

撮影を依頼する場合は、例えば自社の敷地内なのか公共施設なのか、あるいは公園や道路で撮影したいのかなど、あらかじめ希望する撮影場所を決めておくことをおススメします。

基本的に撮影自体はどこでも可能ですが、場所や時間帯によっては撮影許可が必要になることも。その場合はさらに費用がかさんだり、時間がかかったりすることもありますので、最初にドローン撮影会社に依頼するときに確認した方が良いでしょう。

【安全性を確保し、許可を受けた場合は飛行可能な空域】
・地上もしくは水面から150m以上
・空港やヘリポートの周辺の上空
・一定の基準を満たしている人口集中地区の上空
・皇居や国会議事堂などの国の重要施設の敷地内や周辺300m
・国の重要文化財周辺
・自治体が管理する公園
・他人の私有地など

【飛行が原則禁止である空域】
・緊急用務空域(警察、消防活動等緊急用務を行うための航空機の飛行が想定される空域)

天候なども考慮して、余裕を持った納期にする

屋外で空を飛びながら行うドローン撮影には、どうしても天候に左右されるリスクがつきまといます。その日の天気によっては、撮影ができないケースも想定しておかなければなりません。

たとえ晴れていたとしても、強い風が吹いているとドローンの操作が難しくなるため、運航中止になることも。

国土交通省交通局の「無人航空機飛行マニュアル」には、基本的には風速が毎秒5m以上ある場合、ドローンの操縦に正確性をかき、安全な運航に支障をきたすため、飛行させないようにと記載されています。

毎秒5mの風速とは、地面に砂埃が立ち、落ち葉が宙に舞い、白波が立ち始める程度の強さです。雨や風の影響を受けやすいドローン撮影では、天候も考え、余裕を持ったスケジュールで依頼することをおススメします。

2.ドローン撮影を依頼する際の基本的な流れ

ドローン操縦士のイメージ画像

それでは、実際にドローン撮影会社へ依頼する際の流れを見ていきましょう。基本的には、実写動画の撮影をドローン撮影会社に依頼する場合と変わりません。しかしドローン撮影という工程が入ることで、打ち合わせの際のヒアリング内容や確認事項が変わって来るので注意が必要です。

この項目では、打ち合わせの際に注意することや、基本的なドローン撮影の流れについてご案内します。

打ち合わせと見積依頼

打ち合わせを行う際は、あらかじめドローン撮影の目的を明確にしておくことが大切です。企業のプロモーション動画などで使用する場合は、その動画を制作する目的やターゲット、視聴者に伝えたいことなどを設定し、ドローン撮影会社に伝えましょう。

その内容によって、「ドローン撮影が本当に必要なのか」「地上撮影とドローン撮影の組み合わせにした方が良いのか」といった方向性が定まってきます。また、同時に「どのような対象をドローンで撮影したいのか」「撮影場所はどこか」についても伝える必要があります。

具体的なイメージが固まったら、内容に応じて予算を決定し、ドローン撮影会社へ見積を依頼しましょう。その際、保険などを含めた予算になっているかを必ず確認しておくことが大切です。

スケジュールの確認

前述の通り、ドローン撮影は天候に左右されるものであり、また撮影許可の取得が必要な場所も多くあります。予備日などを十分に確保しているか、撮影の可否の判断はいつもらえるかなど、納期までのスケジュールも最初にきちんと確認するようにしましょう。

ドローンによる写真撮影のみであれば、それほど日数を必要とはしないはずです。しかし動画の撮影で、かつ編集を要する場合は時間もかかるため、あらかじめ余裕を持ったスケジュールにしておくことが大切です。

必要に応じてロケハンを実施

撮影場所や内容によっては、ロケハン(ロケーション・ハンティング)が必要なケースもあります。ロケハンとは撮影当日にスムーズに作業を進められるよう、事前に撮影場所の確認を行うことです。

特にドローン撮影の場合、撮影許可の要不要撮影場所周辺の建造物や電波状況電線の位置風向きや風の強さなどを、あらかじめチェックしておく必要があります。

ロケハンには別途費用がかかってしまう場合もありますが、当日の撮影を成功させるためにも、できる限り行うようにしましょう。

撮影当日

いよいよ本番の撮影です。当日は香盤(撮影スケジュール)に従って、ドローンカメラマンが撮影を進めていきます。ドローンが撮影した写真や動画はその場で確認できますので、画面を見ながらある程度指示を出すことも可能です。

ただし、事前の打ち合わせにないオプションをあれこれ追加で依頼してしまうと、撮影時間が延びてしまうことも。それに伴い、費用も増えてしまいますので注意しましょう。

納品

撮影した素材のみをそのまま利用するのであれば、撮影データはすぐに納品されますが、写真のレタッチや動画の編集が必要な場合は、さらに数日~数週間かかる場合もあります。事前の打ち合わせで、納品の形式や時期をしっかりと擦り合わせておきましょう。

3.ドローン撮影のメリットとデメリット

ドローン撮影のイメージが画像

ドローンは今後、空撮以外にも幅広い分野で活用されていくことが予想されます。また、人手不足を解消するツールとしても、大きな期待が寄せられています。

しかしどんなツールもそうですが、ドローンの活用にはメリットも多い反面、デメリットも存在します。ここではドローン撮影におけるメリットとデメリットを見ていきましょう。

ドローン撮影のメリット

ドローン撮影の最大のメリットは、何と言ってもインパクトのある映像を撮影できることです。地上での撮影とは違う視点が得られるため、空撮以外では不可能なシーンや演出が加えられ、新鮮で魅力あふれる動画が作れます。

さらに小型の機体を活かし、どこでも自由自在に飛行できるのも魅力です。狭いところや人間が近寄れない場所でも撮影が行えるのも、大きな強みだと言えるでしょう。

ドローン撮影のデメリット

逆にデメリットとして挙げられるのは、やはりコストがかかってしまう点です。ドローンカメラマンには特別な知識や技術が必要なため、どうしても人件費が高くなります。撮影の際は保険料のほか、撮影許可を取得する費用が必要になることも。

また、ドローンの飛行には制限や規制がかかる場合もあり、場所によっては撮影不可だったり許可を取る手間がかかったりする点もデメリットだと言えます。

4.ドローン撮影はどこに頼むべき?

ドローン撮影会社のイメージ画像

ここまで、ドローン撮影を依頼する際に、頭に入れておくべき項目についてお話ししてきました。それでは、実際にドローン撮影を行おうとする場合、どこに依頼するのが良いのでしょうか。

もちろん、ドローンを購入して自分で撮影を行う方法もありますが、ドローン撮影にはそれなりの知識や技術が要求されます。高いクオリティを望むのであれば、やはりドローンの操縦に慣れた、プロのカメラマンに依頼するのが良いでしょう。

ドローンカメラマンに依頼するには、大きく分けて以下の二つの方法があります。

フリーランス・個人に依頼する場合

一つ目は、ドローン撮影を専門にしているフリーランスのカメラマンに依頼する方法です。ドローンは現在、手軽に入手できることもあって、フリーランスで活躍しているドローンカメラマンもたくさんいます。

フリーランスに依頼するメリットは、コストを抑えられる点にあります。フリーランスの場合、基本的には個人で仕事をしているカメラマンが多いため、人件費も1人分で済みます。

小回りが利くので、スケジュールの面などで融通が利かせやすいのも利点と言えますが、撮影後のレタッチや動画編集といった作業には対応していないことも。また、ドローンの操縦や撮影のスキルも、個人によってまちまちです。

フリーランスに依頼する際は、事前にドローン撮影の実績や事例、撮影以外のスキル、納品までの時間などをしっかり確認することをおススメします。

ドローン撮影会社に依頼する場合

二つ目は、ドローン撮影に対応している動画・映像制作会社に依頼する方法です。ドローン撮影を扱っている制作会社であれば、撮影した素材をレタッチしたり、動画編集まで一括でお願いしたりすることも可能です。また、飛行許可申請などの事務的な作業も、安心して任せられるでしょう。

さらにドローン撮影ができる動画・映像制作会社には、日頃から企業などの依頼でドローン撮影を行っている、経験豊富なカメラマンが在籍しています。確かなクオリティのドローン映像を残したいのであれば、安心と信頼を担保できる、ドローン撮影の実績のある動画・映像制作会社に依頼するのがおススメです。

まとめ:ドローン撮影は信頼できる動画・映像制作会社に依頼しよう

この記事では、ドローン撮影をお考えの皆さまに、実際に依頼する前に把握しておくべきことや、依頼時に確認すべきポイントなどについて解説してまいりました。

ドローンはサイズや小回りの利く機動性の高さから、手軽に便利に使えるツールではありますが、その飛行には様々な制約やルールがあります。また、クオリティの高いドローン撮影を行うには、特別な技術も必要です。

ドローンカメラマンに撮影を依頼する際には、事前にしっかりと打ち合わせを行い、自社が求めている映像との擦り合わせを行うようにしましょう。上がってきた映像がイメージと違った…などという事態にならないよう、ぜひこの記事を参考に、信頼できるドローン撮影に対応可能な動画・映像制作会社に依頼することをおススメします。


バドインターナショナルには、ドローン撮影を得意とするカメラマンが在籍しており、撮影から動画編集・レタッチ作業まで、自社内で幅広く対応可能です。「ドローン撮影を考えているが、この場所は撮影可能なのか」「費用はどのぐらいかかるか」といったご相談にもお答えいたします。お気軽にお問合せください。

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