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ドローン撮影の費用はいくらかかる?撮影事例の紹介と、依頼する場合の内訳や活用方法を徹底解説!

低価格で空撮が可能。ドローンの魅力とは?

動画を制作する場合、地上での撮影だけでなく、ドローンによる空撮を組み合わせると、よりインパクトのある映像を創り出すことができます。

企業であれば会社や商品のPRはもちろん、イベントの様子や作業の進捗情報の撮影など、ビジネスシーンでドローンを活用できる場面はたくさんあります。最近では個人で利用するケースも増えており、ドローンを導入するにあたってのハードルは下がって来ているかもしれません。

しかし「いざドローン撮影を」となると規制も多く、簡単にはいかないのが実状です。一定以上のクオリティを求めるなら、やはりプロに頼むのが望ましいでしょう。では実際に外部に依頼するとなると、費用はどのくらいかかるのでしょうか。

この記事ではドローン撮影にかかる費用の内訳のほか、ドローンの活用方法や、実際に撮影した事例などを、ドローン撮影の大会で最優秀作品を受賞した経験のある当社のカメラマンが詳しく解説します。

ドローン撮影の費用感がわからず不安な方、ドローンでは具体的にどんな撮影ができるのかを知りたい方に、ぜひ読んでいただきたいと思います。

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1 .ドローン撮影費用の相場

ドローン イメージ

わが国では2022年12月5日より国家資格制度が導入され、街中などで高度なドローン撮影を行うには、基本的にライセンスの取得が必要となりました。
資格を取るには時間も費用もかかりますし、よりダイナミックな映像を撮るには、技術はもちろん経験も必要になるでしょう。

また、満足のいく映像を作るには、ドローン撮影だけすれば良いと言うわけにはいきません。地上撮影と組み合わせたり、映像を編集して活用したりと、空撮以外の部分が大きな意味を持つこともあるのです。とは言え、撮影を外注した際にどのくらい費用がかかるのか、「はっきりわからない」と言う方も多いのではないでしょうか。

「撮影のみ」を依頼するなら、実はそれほどのコストはかかりません。しかしドローン撮影にかかる費用は、基本的には「撮影分のみの金額で収まることはない」と考えた方がいいでしょう。
ここでご紹介するのは、ドローンでの写真撮影・動画撮影のほか、写真と動画をどちらも依頼した場合の費用相場です。

写真撮影 5万円前後
●動画撮影 7万円前後
●写真撮影+動画撮影 10万円前後

2.ドローン撮影費用の内訳

ドローン イメージ
 

それでは、ドローン撮影を外部に依頼した場合の料金の内訳はいったいどうなっているのでしょうか。

実はこの「内訳」には、前述の費用相場に含まれているもの以外にも、別途費用がかかる項目もあります。ドローン撮影会社に見積もりをもらったら、まずはしっかりとその詳細を確認してみましょう。

追加の人件費

通常、ドローン撮影の「基本料金」には撮影費のほか、ドローンを操縦する操縦士の人件費が含まれています。

基本的には操縦者1人で撮影まで行うことが多いのですが、より高いクオリティを求めるのであれば、ドローンの操縦とカメラの操作は、別のスタッフがそれぞれに専念して行うのが望ましいケースもあります。

また、安全に配慮する観点から、ドローンの飛行を黙視するスタッフも必要です。もちろん、撮影にかかわるスタッフの人数が多ければ多いほど、費用はかさんでしまいます。目安としては、1人につき1日約3万円前後の人件費がかかると思ってください。

保険

撮影中、強風にあおられてドローンが建物などに衝突したり、第三者にぶつかってケガをさせてしまったりといった事態も起こり得ます。様々なリスクに対応するためにも、ドローン撮影中の対人・対物保険料が基本料金に含まれているかどうかを、事前に確認しておくことが重要です。

「費用が高くなるから」とここで保険に入らずにおくと、後々大きなトラブルを招きかねません。最近では「ドローン保険」も用意されています。もし料金に含まれていない場合には、賠償責任保険には必ず入るようにしましょう。

交通費

撮影が遠方で行われる場合は、基本料金とは別に、交通費がスタッフの人数分必要になる場合があります。事前に撮影スタッフの人数を把握した上で、交通費を算出するようにしましょう。

申請料

飛行許可の空域
出展:国土交通省:無人航空機の飛行の許可が必要となる空域

ドローンで撮影を行う際、法的に飛行許可の申請が必要となる空域があります。繁華街の上空や空港の近くなど、地上にいる人や航空機の安全に影響を及ぼす可能性がある空域での撮影には、あらかじめ国土交通省大臣の許可が必要です。

また、後々のトラブルを避けるためにも、飛行ルートに該当する土地の所有者から飛行許可を受けたり、近隣住民や警察署へ告知したりといった配慮も欠かせません。

こういった撮影許可の取得や周囲への告知などが基本料金に含まれているかどうか、事前に確認しておくことが大切です。

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ロケハン

撮影を行う場所によっては、事前に近隣の建物の状況や、飛行ルートに無理がないか、撮影許可が必要かどうかなどを確認する「ロケハン」が必要になることも。

ロケハンなしで撮影場所に行ってみたら、実際には撮影許可が必要で、当日は何もできずに終わってしまった…と言う事態もあり得ます。そうなると再度日程を調整しなくてはならず、撮影コストが倍かかってしまうことにもなりかねません。

こんな二度手間を避けるためにも、本番の撮影前にはぜひ「ロケハン」を手配することをおススメします。ロケハンには別途費用がかかります。現地までの距離などにもよりますが、1人につき1日2~3万円前後を見ておけば良いでしょう。

ドローンの機種の選定

一口にドローンと言っても、用途によって多様な機種が存在します。例えば搭載するカメラの種類やGPS機能の有無、飛行時間などのスペックによっても映像の出来栄えは変わってくるため、目的にあったドローンを選ぶことが大切です。

編集費

通常はドローン撮影を依頼すると、撮影されたデータのみが納品されます。画像のレタッチや動画の編集といった作業は含まれていません

こういった作業まで依頼するには、追加料金が必要となります。例えば、画像のレタッチは1点数千円から、動画の編集に関しては内容や規模により、数万円~数十万円かかることも。

社内での確認用・記録用に使用するのが目的だったり、自社でレタッチや映像編集ができたりする場合はともかく、外部に向けて公開したり、宣伝として使ったりするようなケースでは、プロに依頼することをおススメします。

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>【事例付き】動画制作にかかる費用の相場は?ジャンル別や内訳別でわかりやすく解説!

3.ドローン撮影の活用方法

ドローン活用のイメージ
 

ドローンの市場規模は年々拡大の一途をたどっており、その活用が期待される業界や業種も、大きな広がりを見せて来ています。空撮はもちろん、搬送・物流や警備、あるいは災害時の状況確認や農業における農薬散布など、ドローンは様々な場面で使われるようになりました。
ここではドローンの様々な活用方法についてご紹介します。

不動産の撮影

不動産業界と言う、競争が熾烈な分野においては、他社との差別化を図ることが欠かせません。ドローンによる空撮を行うことで、そのエリアを紹介する、インパクトある映像が作れます。

特に大きなマンションや広い土地などをドローンで空から撮影すると、地上からではわからない全体像や規模感が、一目瞭然で伝わるメリットがあります。

屋外イベント会場

屋外で行うイベントの様子をドローン撮影することで、プロモーションに繋げたいと考えるイベント関係者も多いのではないでしょうか。

結婚式や地域行事などを上空から撮影すれば、そのイベント全体の状況を映像で記録できます。また、大型のイベントが開催される際、ドローンからその様子をリアルタイムで俯瞰して見られるため、エリアごとの状況把握に使われることもあります。

学校行事

入学式や卒業式、運動会といった学校行事も、ドローンが大いに活躍できる場面です。例えば集合写真を撮影したり、校庭に人文字を書いたりする場合に、ドローンでの空撮は威力を発揮します。

サイズの小さなマイクロドローンなら、体育館や教室など屋内での撮影も可能です。行事の記念撮影だけでなく、学校紹介のプロモーション動画にも活用できるのが、ドローン撮影の大きな魅力ではないでしょうか。

企業プロモーション

企業のプロモーションにおいては、ドローンを活用することで、他社とは違うドラマティックな映像も制作できます。

会社や工場の建物全体を上空から撮影できるほか、歩行者の視点での低空飛行撮影で、社内での作業風景やオフィスの日常などの映像化を実現。地上撮影にはない、見る人の印象に残る映像を作り出すことができるのです。

土地測量

近年、ドローンの活躍の場の一つとして注目されているのが測量現場です。ドローンなら広大な現場も短時間で測量でき、人間が入れない場所でも上空から測量可能なため、ドローン測量のニーズは高まって来ています。

また、人手不足解消の面でもドローンは一役買っており、今後もさらに需要は広がってくると予想されます。

点検や工事進捗

建設や建築、土木といった工業分野でも、ドローン撮影のニーズは年々大きくなっています。
屋内の設備や産業プラント、あるいは公共インフラなどの大型構造物を点検する際、人間が直接近づいて撮影するのが難しい危険な場所も、ドローンでなら問題なく撮影することが可能です。こういった大きな設備では、外部はもちろん、内部点検もドローンを使えば簡単に行えるというメリットも。

慢性的な人手不足の解消はもちろん、コスト面や効率化、安全面の観点からも、ドローンの需要はますます高まって来ているのです。

4 .ドローン撮影の事例

ここでは当社が実際にドローンで撮影した映像をご覧いただきます。地上撮影とドローンを組み合わせた動画や全編ドローンのみの動画など様々な動画があります。ぜひ参考にしてください。

[京都府 東福寺 紅葉 ]

[沖縄県 石垣島 風景動画]

[熊本県 三角西港]

[東京諸島 ワーケーションPV]

[阪急交通社 クリスタルクーザー菫 イメージPV]

まとめ:ドローン撮影のみであれば、費用は安く抑えられる

ここまでドローン撮影の費用や活用方法についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。

「ドローンで撮影した映像はよく見かけるけれど、実際にドローンを間近で見たこともないし、ましてやどうやって撮影するのかよくわからない」

「ドローンを飛ばすにも専門的な技術が必要だろうし、費用がどのくらいかかるのかピンと来ない」

そんな方も多かったのではないかと思います。

記事を読んでいただければおわかりの通り、ドローン撮影のみを依頼するなら、比較的コストをかけずに映像を残すことができます

今は安価なドローンも発売され、個人でも手の届くアイテムとなってはいますが、企業として利用するのであれば、やはり安全面や映像のクオリティ撮影許可や許諾を取得する手間などを考慮した上で、ドローン撮影を専門に扱っている会社に依頼することをおススメします。

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